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あるネットワークからのメールを許否したいのですが
あるドメインやIPアドレスからのメールを全て拒否する場合には、
Sendmail の機能としまして、スパム制御 がございますので、
こちらを webmin を使用しまして、設定することで、対応が
可能となります。
但し、From を偽装したメールでは、上記を使用しましてもメールが
配送されてしまうことがございます。
原因としましては、メールシステムでは From には 2つあり、
エンベーローブ From と、ヘッダ From: がございます。
エンベローブ From は、メールのプロパティにて最上位に Return-Path:
として記録され、こちらはメールサーバ間での通信時に使用される送信者
情報であり、メールシステム上での送信元となります。
ヘッダ From: は、プロパティ中に From: により表示されるヘッダ領域の
データとなり、送信者にて任意に設定が可能となっております。
そのため、メールのヘッダを参照いたしますと、From が2つ混在した
状態となります。
「SPAM制御」では、エンベローブ From ( Return-Path: ) による送信者
での制御のみ可能となっており、こちらに記載されていないアドレスに
つきましては、SPAM制御にて制限されずにそのまま配送されてしまいます。
エンベローブ From に記載されている メールアドレス または、メールログに
記録される送信者の情報をご登録しまして、ご対応いただけますでしょうか。
お客様 webmin に接続、ログインしまして、
[ サーバ ] → [ Sendmail の設定 ] → [ スパム制御 ] と進み、
下記情報にて [ 作成 ] をクリックいたします。
メールのソース : タブより ネットワーク を選び、テキスト欄に
接続元のIPアドレス 210.143.96.70 を記載いたします。
Match against : タブより Connection information を選択いたします。
アクション : ● 拒否 にチェックをいたします。
例 弊社からの tech@ixent.ne.jp からのメールを拒否する場合
お客様 webmin に接続、ログインしまして、
[ サーバ ] → [ Sendmail の設定 ] → [ スパム制御 ] と進み、
下記情報にて [ 作成 ] をクリックいたします。
メールのソース : タブより E メール アドレス を選び、テキスト欄に
メールアドレス tech@ixent.ne.jp を記載いたします。
Match against : タブより From: address を選択いたします。
アクション : ● 拒否 にチェックをいたします。
最終更新: 2007-01-05 17:51
作成者: IXENT テクニカルサポート
改定: 1.0
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